2021年8月27日金曜日

【職場モラハラ体験中】35:証拠づくり

 証拠集めで調べたことを踏まえ、もう一度今までの相談の説明用にまとめた「時系列」「A(加害者)に言われたこと」をまとめ直しました。また、日記をつけるようにして、「いつ・どこで・何をいわれた(された)・どうなった・どう思った」を記入するようにしました。

 録音はについては、今回は見合わせることにしました。

 まずは、弁護士に依頼する時に、すんなりと話が進むように、状況がわかりやすくなるようにA(加害者)の行為とその影響をきっちり記録してゆくことにしました。

■体験談

 証拠集めの為とはいえ、今まで自分がされてきたことを思い出して記入する事は本当に苦痛です。悔しくて・苦しくて・怒りがこみ上げてきます。いつもそうですが、加害者が一番悪いのですが、静止をしない周りも加害者だと心底感じます。

 もし、あなたが私と同じように証拠集めで苦労しているのなら、一緒に頑張りましょう。あなたは一人じゃないですよ。

◎参考

証拠集め⇒【職場モラハラ体験中】34:モラハラの証拠集め

法律相談⇒【職場モラハラ体験中】33:市の法律相談を終えて

2021年8月26日木曜日

【職場モラハラ体験中】34:モラハラの証拠集め

 今まで、上司/労働局/市の労働相談/市の法律相談に相談するために資料として、今までされたこと、言われたことをまとめてきました。弁護士に正式に依頼すると決めたので、改めて証拠を整理し追加して集めていこうと思い、どのような証拠が有効か調べました。


◎モラハラの証拠集め◎

①モラハラ被害の記録(メモや日記)

 いつどこで、誰からどのようなことをされた(言われた)か分かるように記録する。

この記録は、「モラハラを証明する」以外に、第三者に相談するときに役立ちます!

②メールやLINEの内容

 メールやLINEで被害を受けているのであれば、スクリーンショットなどで残しておく。

③医師の診断書

 相手の行為により、精神的・肉体的に支障が出た場合には、医師の診察を受けて診断書をもらう。ストレスで不眠や胃炎などの症状が出たら、頑張らないこと!自分の保護が最優先です。

④音声や動画(注意!)

 電話や会話で、実際にどのような暴言を言われているか、どんな態度を取られているか分かるように録音・録画も証拠として有効です。最近ボイスレコーダーは、スマホのアプリで良いものがあります。私も相談の際に、実際に弁護士から進められました。

★注意★

④の録音・録画についてですが、職場で実行する場合は、相談している会社内の第三者には知られないようにしましょう。もしも、あなたが常に録音していることを知ったら、関係ない人はあなたと話をするのが怖いと感じますよね。逆にあなたが会社から警告を受ける可能性もあります。ですから、録音・録画に関しては、とにかく慎重に行ってください。

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2021年8月25日水曜日

【職場モラハラ体験中】33:市の法律相談を終えて

 2回にわたる市の法律相談で2名の弁護士に相談をした結果、やはり私が「泣き寝入り」する案件ではない。と感じました。

ここまでの相談を踏まえ、内容を整理してみました。

①A(加害者)の行為…労働局/市の労働相談/市の法律相談(1名)ともに、ハラスメントの疑いが強い。

②会社に対して…労働局/市の労働相談/市の法律相談(2名)ともに、会社からA(加害者)に強要は出来ないが、会社に対して「職場環境配慮義務違反」については問うことができる。

③内容証明…市の労働相談/市の法律相談(2名)ともに、法的拘束力は無いが、こちらの意思を伝えるためには有効。個人でも出せるが、弁護士と契約し弁護士名で出すことで効果が期待できる。

上記となりました。

さらに、訴訟まで考えるのであれば、「証拠」を集めるようにアドバイスがありました。

ですので、A(加害者)に対して弁護士を通して対処することを決意し、証拠集めをしながら様子を見ることとしました。

2021年8月24日火曜日

【職場モラハラ体験中】32:市の法律相談③

 前回の相談で、非常に悔しい思いをしましたが、時間が空いたため冷静に考えることが出来ました。弁護士との面談に臨む前に、

・最終的に、自分はどうしたいのか?

ということをじっくり考えることが出来てよかったです。

★A(加害者)の行為をやめさせる

上記、一点に絞り相談に臨みました。


今回の弁護士の見解では、基本的に今までの相談結果と同じで、

①内容証明を出しても、法的拘束力は無いが、こちらの意思表示としては良い。

②A(加害者)の行動は、ハラスメントに該当する内容と思われる

ということでした。そして、「何としてでも(法的手段を用いてでも)行為をやめさせたい」と伝えると。

★訴訟を起こすのなら、「証拠」を集めてください

と言われました。

2021年8月23日月曜日

【職場モラハラ体験中】31:市の法律相談②

 初めての弁護士さんとの面談を終えて、やはり当時者にしかわからない苦悩は弁護士さんには分かってもらえないんだという残念な気持ちでいっぱいでした。

 ドラマの中の人情厚い弁護士さんはやはり架空のお話だからできることですね…。実際は、「法律ありき」ですので、非常に淡々としていました。

 面談後、悶々と日々過ごしていましたが、A(加害者)は「無視」「ものを投げる」「仕事から排除」する行動を繰り返しているため、やはり弁護士さんの言ったことに納得など到底できず、もう一度別の弁護士さんに相談するために市の法律相談の予約をする事にしました。

 一回目の面談の時に、市役所の方から「同じ年度内は同じ案件で2回まで、違う弁護士の意見を聞くことが出来る(市によって違う)」と教えて頂いていたので、早速電話をして2回目の相談予約を取りました。やはり混んでいた為、一か月後になりました。

■体験談(弁護士に依頼を考えている方へ)

 相談相手に理解してもらえないことほど辛いことはありません。人前で暴言を吐かれているのに、第三者から「そのようには聞こえない」と言われると、当事者としては、本当に腹立たしい気持ちになります。でも、弁護士は愚痴を聞く相手ではなく、あくまでも法律を基準に訴訟を見据えて状況を整理しながらアドバイスをくれるので、気持ちを抑えて面談に臨んでください。また、口頭では伝わりにくいので、できれば「時系列」で今までされたことなどをまとめて持参すると良いと思います。難しいですが、あくまでも冷静にあなたの置かれた状況を話してください。大丈夫、きっと伝わります、あなたは悪くないのだから!

2021年8月21日土曜日

【職場モラハラ体験中】30:市の法律相談①

 電話にて市の法律相談に面談予約を入れてから一か月たち、ようやく面談の日がやって参りました。A(加害者)の態度は相変わらずで、「無視」と「書類を投げる」行為が普通のこととなっていました。

 事前の予約時に、どこの法律事務所の弁護士さんなのかを教えてもらっており、もし仮にすでに裁判沙汰になっていたとして相手方の弁護士だった場合には相談ができないとの事でした。

 面談時間は30分間ということで、労働相談に伺った時と同じように、時系列にまとめた資料をもって面談に臨みました。

 初めて弁護士さんと話をしましたが、今回はとても納得がいかない面談となりました。

私の知りたいことは、労働相談の時と同じように

①A(加害者)に対して、内容証明にて改善要求はできるか?

②具体的に策を講じられない上司や会社に対して、内容証明で改善を要求できるか?

③A(加害者)のしていることはハラスメントではないのか?

上記3点でしたが、弁護士の回答は、

①②は個人でも出せるが、法的拘束力は無い。こちらの意思を伝えるには個人で出すのもよいが、無視されて終わるであろう。弁護士に依頼して出す場合は、費用が掛かる。弁護士経由で内容証明を出しても、必ずしも改善するとは限らない。という答えでした。この部分は他人に対して改善を強要することは出来ないため、致し方無し と私も思いましたが、③に関しては納得が出来ませんでした。

 個人を中傷するようなことには聞こえない。立場上私のほうが上の役職の為、指導で改善すべき案件である。物を投げる行為は、人によっては、ちょっと雑な置き方と捉えるだけ。との事。

 私の説明が下手(臨場感のある説明が出来なかった)だったのか、面と向かって言われている立場・隣の人には声をかけて書類を渡しているのに、私には無言で投げてくる状況を全くもって理解してもらえなかったことにある種、憤りを感じました。

2021年8月19日木曜日

【職場モラハラ体験中】29:弁護士面談の方法

  弁護士ドットコムでの相談メールで、直接弁護士さんからの回答メールを頂き、気持ちが落ち着いたとともに、弁護士さんと直接対面にて話しをしたくなりました。

 どうすれば弁護士さんの意見が聞けるのかを調べましたが、その時の手段の二つを検討することにしました。 参照:【職場モラハラ体験中】26

 法テラスが最初に浮かびましたが、私の住んでいる市からちょっと離れた市にあるので、今回は見合わせて、自分の住んでいる市の「法律相談」を利用しようと思いました。


 労働相談の時と同様に市の広報に開催日が掲載されており、30分間の相談で同じ年度内に2回まで無料で相談可能ということでした。私の市では、週一回特定の曜日に開催でしたので、電話にて予約をしましたが、混んでおり一か月後になりました。

2021年8月17日火曜日

【職場モラハラ体験中】28:法的手段について考える③ 弁護士ドットコム回答

  早々に返事が来た事に驚きました。内容を要約すると…。


・物を投げる行為は、パワハラの疑いあり

・加害者にやられていることの証拠があるのであれば、直接弁護士と話す価値がある。


 上記でした。一週間経過したのち、別の回答が来なかったのでベストアンサーを付けて質問終了としました。


 回答の冒頭に「一般論として」という記載がありました。回答をくれる弁護士さんから見たら、ネットに載っている片方からの意見なので、もし書いてあることが100%正しいとしたら という立場で記入してくれています。ですので、自分の持っている証拠等を持ち合わせて弁護士さんと話をするのが一番良いと思いました。


■体験談

 こんなに早くに回答が来たことに驚きがありました。また、やっぱり心が弱っているのか、回答が付いただけで安心した気持ちになりました。

 ある弁護士さんの回答の冒頭に「つらかったでしょう」「悔しかったでしょう」という言葉があり、涙が出ました。そこまで自分が追い詰められているんだと再認識しました。また、締めくくりとして「弁護士費用が掛かります、でもお金が掛かってでも守らなければならない尊厳があります」という言葉に、弁護士を入れる決意をしました。


2021年8月16日月曜日

【職場モラハラ体験中】27:法的手段について考える② 相談サイト

 弁護士に意見を求めるということで、まず手軽にできる「相談サイト」にメールしてみようと思いました。ネットで調べてみるといくつか存在するのがわかります。

注意!:無料と言いつつ有料にしないと回答が来ない、見れない、解約しないと月額になる等のサイトがあるため、事前に「○○ 評判」などで調べてください!


 私は、「弁護士ドットコム」を選びました。無料登録で質問できたので非常に良かったです。


 無料登録ののち、今まで相談してきた内容を簡潔にまとめて送信しました。


翌日、2名の弁護士の方から返信が来ました。


2021年8月14日土曜日

【職場モラハラ体験中】26:法的手段について考える①

 「法的手段に出る」と言っても、どこに行けば弁護士と話ができるのか?ということで、まずはリサーチを行いました。

①弁護士さんと話をするには?

②費用は?

③弁護士に依頼するとどういったことが出来るのか?

上記を探してみることにしました。

まず、①弁護士さんと話をするには?

・市の法律相談

法テラス

・個人の弁護士事務所に面談依頼

・ネット上(相談サイト)にメール

・各都道府県の弁護士会に相談

などがあるそうです。結構選択肢はたくさんある印象でした。サイトにて色々見てみたのですが、コロナの影響か電話相談が多い印象です。また、サイトに登録することで相談できるものもありました。

 法テラス・弁護士会・個人の弁護士事務所の相談は、電話にて予約して面談という流れです。

②費用

 サイトなどはメールでの相談なので、無料です。法テラス・弁護士会・個人の弁護士事務所などは、初回無料で2回目以降の相談が30分5,000円が相場のようです。

③弁護士に依頼するとどういったことが出来るのか?

 私が解決したい職場モラハラについてでは、本人や会社に内容証明を送り警告したり、損害賠償請求をすることができるそうです。

■体験談

 一口に弁護士に相談と言っても、選択肢がたくさんあることがわかり、少々戸惑いました。自分が何を相談したいのか・相手や会社に対して、何をどこまでしたいのか・最終的にどうしたいのか などが具体的であれば、躊躇なく個人の弁護士事務所に連絡するのもありだと思います。自分の中で、まだまだ具体的になっていないのであれば、まずは、メールでできる無料相談をおすすめします。

【職場モラハラ体験中】25:労働相談後

 労働局への相談と市の労働相談を経て、やはり「A(加害者)がやっていることはおかしい」「泣き寝入りするべきではない」ということを再確認できました。

・A(加害者)の行動がおかしい

   ↓

・労働局は、会社にしか対応できない

     ↓

・会社は私にも圧力をかけてきた

(会社から加害者には警告が入ったが、変化無し)

 以上より、A(加害者)本人に対して行動を起こさなければ、何も変わらないということがよく分かったため、法的措置を検討することにしました。

 法律関係のため、弁護士に話を聞きたいと思い、どのような接触方法があるか確認しました。

■体験談

 第三者機関からの話を頂き、やっぱり「わたしは悪くない」ということがわかっても、当事者含め会社の人間は、動こうとしません。大抵の人は、「面倒に巻き込まれたくない」ということで「見て見ぬふり」をします。その他人の行動が「加害」であるということを、組織や役職者は肝に銘じなければならないと思います。自分の体験から、困っている人がいたら、私は積極的に動こうと思います。私は、「見て見ぬふりの加害者」にはなりたくないので。

2021年8月13日金曜日

【職場モラハラ体験中】24:市役所 労働相談

  市の労働相談を前に今までの出来事を時系列にまとめ、以下の点を相談内容として提示するようにしました。

①A(加害者)に対して、内容証明にて改善要求はできるか?

②具体的に策を講じることができない上司や会社に対して、内容証明で改善を要求できるか?

以上、2点に絞り相談しました。

 労働局で対応してくれた方と同じで、社会保険労務士の方が丁寧に対応してくださいました。結果は、

★内容証明による要求は可能であるが、法的根拠がなく相手が従う義務はない。

★個人間のことなので、会社は基本的には関与できない。

ということでした。個人でも内容証明は出せるのでこちらの本気度を相手に示すことができるが、弁護士が介入しているわけではないので、相手に従う義務はないそうです。なので、改善を要求するのであれば、会社を動かすために労働局を通すことを勧められました。

■体験談

 職場のモラハラ・パワハラなどは、誰かに話を聞いてもらうという機会が少ないです。その分、第三者に話したり聞いてもらうことで気持ちがとても落ち着くので、今現在、私と同じ状況の方は相談をお勧めします。第三者なので、自分の置かれた状況を客観的に見直す事ができます。市で行っている無料の行政サービスですので、予約がだいぶ先になるかもしれません。でも、「相談を予約した」という事実が、あなたの心を守ります。躊躇せずに相談を!

2021年8月12日木曜日

【職場モラハラ体験中】23:模索③

  私の市では、各種相談を予約制で無料で行ってくれていました。

 私の相談内容だと、労働相談と法律相談が該当しそうなので、まずは労働相談を受けてみようと電話にて予約をしました。

 私の市では、労働相談は月1回 一人30分 社会保険労務士による無料相談を実施しており、労働者・雇用主それぞれが抱える労働トラブルの相談を受け付けてくれていました。

 予約が取れたので、今までのことを時系列にまとめ、聞きたいことを絞って面談に望むように準備しました。

2021年8月11日水曜日

【職場モラハラ体験中】22:模索②

  「法的手段の行使」を行いたいと考えました、正直どこでどのように相談したらよいかさっぱりだったので、改めて考えました。

 労働局を通して とも思いましたが、労働局は「会社に対して」しか動くことができないため、本人への制裁願望が強く、できれば会社とは対立したくない私としては、今回の選択肢から外すこととしました。

 労働局について詳しくはこちら⇒【職場モラハラ体験中】19:労働局でできること

 本人や上司に対して改善要求等できないかと考えていた時に、市の広報誌に労働相談/法律相談という欄があることに気が付きました。

2021年8月10日火曜日

【職場モラハラ体験中】21:模索①

 労働局への相談から、上司・会社への報告を経て私の場合は加害者の行為の悪化という結果を招きました。しかし、不思議と後悔はありませんでした。なぜなら、

・第三者から、A(加害者)の言動は異常であるという、ある種のお墨付きをもらえた

・会社や上司が何もする気がないということ

この2つのことが良くわかったので、会社や上司に対して何も期待することがなくなり、ある意味「自分だけで事を進めて良い」というスッキリした気持ちが芽生え始めました。

 同時に、Aに対しては人として接してきましたが、この大人の対応が失敗であったと反省し、事実を突きつける方が結果的に正解であったのでは という考え方に変化してゆきました。

 これを期に、法的手段を行使する方向で検討をはじめました。

■体験談

 大変残念ですが、こちらが誠意を持って対応しても、悪意で返す人間がいます。そのような人間と関わることが自分にとってマイナスであることがよくわかりました。A(加害者)に対して、どういう環境・境遇を過ごすと、人に物を投げられるようになるのか?本当に人として信じられないですし、ある種哀れみすら覚えます。

2021年8月8日日曜日

【職場モラハラ体験中】20:変化

 私が労働局へ相談に行ったことを報告し、上司からA(加害者)に注意が入りました。では、その後どのような変化を遂げたかというと…。

 一言で言うと【悪化】

・顧客からの定期便の封筒を、他人に渡すようになった。
・私宛の郵便物(封筒・書類など)を投げるようになった。
・私が顧客の責任者であるが、「いつまで〇〇(顧客名)にしがみついているんだ!」と大声で怒鳴る

など、到底理解できない言動を人前で平気で行うようになった。

■体験談
 Aの言動の異常さはもちろんですが、その場に居合わせて何も言わない上司も本当に理解できないです。この頃よりAの言動は、
①あからさまに私を無視する。
②私をコミュニティーから排除する。
③物を投げる 
という、パワハラ案件に該当するようになったと私自身が判断したので本気で法的措置を検討するようになりました。

 実際のところ、労働局への相談から上司がAに警告を入れてくれたことで改善してくれるのではないか と少し期待をしていましたが今回も見事に裏切られました。もちろん、加害者本人が一番悪いですが、精神的にダメージが大きいのは、「周りの見ぬふり」であるということを身を以て体験した出来事でした。

 ◎周りの見て見ぬ振りをする人へ⇒【職場モラハラ体験中】11:失望


 

 

【職場モラハラ体験中】19:労働局で出来ることと私の場合

 労働局で話を聞いて上司に対応を依頼しましたが、結果は散々でした。

  

 ここで、労働局ではどのような事が出来るのか、私が窓口でお聞きした内容をまとめたいと思います。


●労働者や事業主に対して、職場のトラブル解決のサポートをしてくれます。

 例えば、解雇・雇い止め・賃下げ・いじめなどを「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」に基づいて解決の手助けをしてくれる機関です。

①総合労働相談コーナーにて、情報提供や相談をしてくれる

 専門の相談員が面談してくれます。全国労働相談コーナー

②都道府県労働局長による助言・指導

 民事上の個別労働紛争について、都道府県労働局長、紛争当事者に対し、その問題点を指摘し、解決の方向を示すことで、紛争当事者の自主的な紛争解決を促す制度。

  ・解雇など労働条件に関するもの

  ・いじめなど職場環境に関するもの

  ・労働契約に関するもの

  ・募集、採用に関するもの

  ・損害賠償をめぐる紛争 など

注:あくまでも紛争当事者に対して、話し合いによる解決を促すものであり、行政指導などの措置を強制するものでは無い。(法令違反の事実がある場合はその限りではない)

③紛争調整委員会によるあっせん

 紛争当事者間の調整を行い、話し合いを促すことで紛争の解決を図る制度

おおまかに、上記3つのことをしてくれます。

●流れ

 ・トラブル発生

    ↓

(労働相談コーナー)に相談

    ↓

 助言・指導の申し出

    ↓

(都道府県労働局)

 助言・指導の実施

  ↓    ↓

 解決   解決せず→あっせんへ移行

  ↓    ↓

 終了   他の紛争解決機関の説明、紹介


厚生労働省 都道府県労働局


●私の場合

 労働相談担当の方には、非常に詳しい説明をしていただき、労働局の役割や私がされていることが非常に良く分かりました。ただ、私の状況に照らし合わせた場合、労働局は、会社(事業主)に対しての働きかけを行う機関であり、ハラスメントの加害者個人に対して何かが出来るわけではない。という事実から、私は労働局を通さずに「労働局へ相談に行った、だから会社として解決してほしい」と会社に要望を出しました。しかし、残念な結果に終わりました。詳しくはこちら:【職場モラハラ体験中】18

 だからといって「泣き寝入り」する必要はありません。会社から何を言われようと、法律があなたを守っています。

【労働者が助言・指導の申し出をしたことを理由に、事業主がその労働者に対して解雇その他不利益な扱いをすることは法律で禁止されています。】

 現に、私はまだ同じ会社に居ます。何も差別されていません。一時的に居心地は悪くなるかもしれませんが、モラハラに比べたら何でも無いことです。そもそも「あなたは悪くない」のだから。

勇気を持って、モラハラを会社に告発してください!

2021年8月6日金曜日

【職場モラハラ体験中】18:上司への報告 その後

 結論から言うと、「失望」の一言です。


 私の要請を受け、上司からA(加害者)へ注意が入ったようですが、一週間もしないうちに上司から面談指示が来ました。上司と二人で話しましたが、開口一番

「こういうことはやめてくれ。君の進退に関わる。」

という警告とも取れる言動がありました。


 A(加害者)には、上司より注意が入ったようですが、労働局に相談に行った事を上司も社長も気に入らなかったということで、二人の私に対する態度が非常に悪くなりました。

 私が再三、Aの態度について報告を入れているにも関わらず、何もしてこなかった上司や会社が外部の名前を出した途端に火消しに走ったようですが、私に対して「脅し」と受け取れる発言や、態度をすること自体に、落胆と自分の会社に対する帰属意識が薄れた出来事でした。


■体験談

 ここまで来てようやく上司や会社は、私の本気を感じたと思われます。私より先にAに対して警告を入れていた点からそのように思います。ただ、会社として労働局から指導が入った場合のペナルティーを恐れて、私に対して「余計なことをするな」という事が態度に出てしまっていたと思います。

 会社に対してパワハラ・モラハラを訴えるとこのようなことになるのが嫌だ、といって泣き寝入りする方が多いと思います。今現在、会社や上司に被害を訴えようか迷っている方もたくさんいらっしゃると思います。

「あなたは悪くない。」「悪いのは加害者です。」「見ぬふりをしてきたまわりも加害者です。」

 私は勧めます!すぐに被害を訴えるべきです!もうどうしようも無いところまで追い詰められているのなら、「労働局に出させていただきます。」と上司に訴えるべきです。

 勇気を持って、あなたは悪くない!

2021年8月3日火曜日

【職場モラハラ体験中】17:上司への報告

  上司と面談をしました。


まず、労働局に相談に行き、下記の点を指摘されたことを話しました。

・A のしていることは、パワハラの疑いが強いこと

・懲戒の対象になること

・会社には「職場環境配慮義務」があること

 そのうえで、私としてはA に対してすぐに法的措置に出たいが、まずは会社として対応して欲しい旨を伝えました。


■体験談

 この時点では、あくまでも悪いのはA(加害者)なので、労働局に訴えることで会社に迷惑をかけるつもりは無いと思っていました。でも、今現在状況が改善されていないため、この時点でこちらの本気度を見せるために労働局に出たほうが良かったのでは? と少し後悔しています…。

2021年8月1日日曜日

【職場モラハラ体験中】16:労働局への相談~その後~

  労働局への相談を終えて、上司にどのように説明しようか考えました。手紙でA(加害者)にされていることをまとめて渡しているにも関わらず、何も言わない上司ですので「第三者機関の意見はこうでした」とはっきり伝えようと考えました。

・Aのやっていることは、パワハラの疑いがある

・Aの行為は職場の環境を乱しているので、懲戒の対象である。

上記を伝達しつつ、会社として対応してくれるように書面にまとめて渡せるように準備して、上司に面談を申し入れました。


■体験談

 今思うと、自分のされていることをまとめている時に、非常に腹立たしく思ってしまうため、少々きつい表現を手紙に書いてしまった気がします。苦しいですが、社会人として常識ある言葉遣いで上司に接しましょう。(相手は、常識のない行動をしてきます。上司も見て見ぬ振りです。人として許せないですね。でも、そこで逆上してしまうと加害者と同じ事になってしまいます。ここは我慢です!

心を楽に!

 今年の1月に2週間ほど休職をして、復帰後何も変わらない状況の為、退職を決意。 準備や次の仕事確保等々で今年もあとわずか。 次の職場も無事決まり、年内で退職決定です。 年明けより反撃開始!